脱輪!



【分類】
アクシデント

【現場情報】
住所:富山県黒部市某所[地図]
天気:晴れ
発生時刻:午前8時頃


【反省ポイント】
・軽率だった。
・雪道を舐めていた。
・冬季は走行禁止!を侮った。
・崖側に気をとられすぎた(全体が見えてなかった)。
・旅行気分で浮かれていた。

【注意点】
・たとえ冬季じゃなくても、雪が残っていたら危険。
・ガイドレールも無いので、崖側は特に注意。

【反省文】
旅先で手に入れたパンフレット。
そこには、はっきりと、「冬季は車の乗り入れは出来ません」との文字。
でも、「その先に絶景があるのでは?」との好奇心を抑えきれなかった。

と「まぁ、チェーンが張ってあったりして、通れんなら諦めよう。」
と、その数分後、悲劇が起こることは露知らず、発進するジムニーとと氏(27(当時))

とりあえず、入口に到着。チェーンは張って無し。
ちらほら雪が見えるも、
と「まぁ、大丈夫っしょ!ジムニーやし!」
全く根拠の無い自信。アホです。

ブロロロロ〜
とを乗せたジムニーは順調に道路を登って行く。。。
一つ目の雪の塊を通過。
ジャリジャリッ、ブロロロロ〜
難無く通過。

と「ら〜くしょ〜やん♪」
そして、カーブに差し掛かる。
ここも雪で覆われている。
さらに崖側にはガイドレール無し。
一瞬、不穏な空気が流れる。

と「これは。。。行けるかな。。。」
確かに感じた不安。ここで止めておけば!!

と「まぁ、何とかなるっしょ。いざとなれば四駆で!」
今まで使ったことの無い四駆を使えるかも!というワクワク感が、
不安をかき消してしまう。

ジムニー発進。
ブロロロロ、ジャリジャリジャリジャリ!
ズズズ、ズズズズ!

おうおう、すべっとる、すべっとる!こりゃやばい。
そう、すでに思いっきりカーブに入り込んでるから、
このまま下がると崖に落ちる!
一気に噴出す冷たい汗。
とりあえず、その場で停止する。

と「まだまだ。伝家の宝刀(四駆)があるじゃないか。落ち着け落ち着け。オレ。」
またちょっとウキウキしながら、四駆を入れる。
ブロロロロロロ、ズザザザザ!
滑る滑る、滑りながらも何とか雪ゾーン脱出!

と「よっしゃあ!やるやんジムニー!」
しかし、あんなとこ、帰りはうまく通れるんか?
と、若干の不安を感じつつも、初めて使った四駆に酔いしれながら、先へ進む。

先へ進む。

先へ。。。

と「...」

と「こりゃあ、無理だな。退き返そう」
そう、その先には、明らかに先ほどの場所よりも難関な崖が続いていたのだ。
道がメチャメチャ狭い上に、直線の場所でも、崖の方に傾いてるし。
こりゃあ、落ちる。完全に。

Uターン可能な場所まで、慎重にバックする。
なんとか体制を戻し、さて、先ほど滑ったカーブへ差し掛かる。
と「まじ、落ちたらシャレにならん。」

慎重に、慎重に、
おっ、あんまし滑ってない、行けるんじゃね?
次の瞬間、

グシャンッ!!

...えっ???

一瞬何が起こったのか分からない。
フロントガラスからの視界がおかしい。
かなりナナメに。。。
やっと気付く。
と「うわぁ〜、やってまった。」
そう、脱輪です。

 

崖側に注意しすぎて、かなり内側寄りで走行してしまったらしい。
ど〜〜〜〜しよ。とりあえず壊れてないよなぁ。。。
あ、確か、麓に消防署があったはず!
あそこに駆け込むしかねぇ!

消防署に向かって走り出すと。
普段からランニングが趣味だから行けるさ!
とか思いながら、走る走る。
距離にして約2km。やっと到着。消防署では朝の点検が行われていた。

と「ハアッ、ハアッ(汗だく)」
と「あの、ハアッ、すいません、ハアッ、ハアッ」
消防士さん「はい?どうしました?」
と「あの、ハアッ、山道で、ハアッ、脱輪しちゃいまして、ハアッ、ハアッ」

消防士さん「あららら、現場、どこですかね?」
と「ふうっ、あの、スキー場の上の方です。ふうっ、ふうっ」
消防士さん「了解しました。ちょっとお待ち下さい。」

というわけで、消防署の車「宇奈月指令車」にと+消防士さん4人で乗り込み、
現場へ出発。

車内での会話。
消防士Aさん「こんな時期にここを登るなんて勇気あるねぇ!」
と「いやっ、行けるかなと思って。。。」
消防士Aさん「やっぱ、まだ雪が残ってるから危ないよ」
と「反省します。。。」

消防士Bさん「この距離走ってきたの?」
と「はい、疲れました。」
消防士Aさん「そりゃ〜、良い運動になったろう。」
と「そうですね、あははは。」
一同「わははは。」
と、和やかな雰囲気の中、現場に到着。

消防士Aさん「あららら、前後両方落ちとるね。どうしようかいな。」
消防士Bさん「これは人力では無理ですよね。どうしましょうか。」
消防士Cさん「この場所だとレッカーは入らないでしょうねぇ。」
消防士Aさん「ちょっと無理やろう。」

消防士さん達の相談の結果、今の装備では不可能と判断。
追加機材を取りに、一旦戻ることに。
消防士Dさん「じゃあ、僕、取って来ますわ!」
ブーーーン。。。

そして、と+消防士さん3人で待つ。
待っている間も、消防士さん達はどうやって上げるかを検討中。

消防士Bさん「エアージャッキかまして、こっち持ち上げて。。。」
消防士Cさん「上手く上がりますかね?」
消防士Bさん「多分上がると思うけどな。とりあえず、やってみよう。」
消防士Aさん「エアジャッキで上げたら、この木をタイヤの下に入れて。。。」
消防士Aさん、どこからか、めちゃ重そうな木を運んで来ていた。
すんません。お手数お掛けします。。。

そしてジムニー救出プラン決定。
(とが勝手に)名付けて「エアジャッキ作戦」

@エアジャッキを車体の下に突っ込み、脱輪した側を持ち上げる。
Aすかさず、タイヤの下に丸太を入れ込む。
Bエアジャッキ抜く。
Cとがジムニーに乗り込み、丸太の上を走行しつつ、道路に戻る。

と、ここで消防士Cさんが一言。
消防士Cさん「あの〜、次回からは普通に119してもらって良いですよ。」
。。。確かに。携帯電波もガンガン入ってるし。
走って行く必要、全く無し!

そんなこんなで、エアジャッキ作戦も上手くいき、ジムニー復活。



寒い中、約1時間もの間、作業して下さった、宇奈月消防署の皆様、ほんとに申し訳ありませんでした。
そして、ほんとに有難うございました!



【関連リンク】
黒部市消防本部・・・「黒部市消防本部」公式サイト。「宇奈月指令車」の画像もあり。



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posted by と at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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